結論:初心者は「freee」、他社サービスを使い込む人は「マネーフォワード」
副業の利益が育ってきて確定申告や開業届が視野に入ると、必ず出てくるのが「会計ソフトは freee とマネーフォワード、どっちがいいの?」という悩みです。
結論から言うと、選び方はシンプルです。
- 【初心者向け】開業freee/会計freee … 簿記の知識ゼロでも、質問に答えるだけで書類・帳簿が完成。とにかく迷いたくない人に。
- 【コスパ・連携重視】マネーフォワード クラウド … 銀行・カード・証券など連携できるサービスが幅広い。複数の口座やサービスをまたいでお金を管理している人に。
※どちらも無料から試せます。開業届の作成だけならどちらも0円で完結するので、まず触ってみて「画面がしっくりくるほう」を選ぶのが失敗しないコツです。
そもそも副業に会計ソフトは必要?
副業の利益(所得)が年20万円を超えると確定申告が必要になります(せどり・転売の確定申告ガイド)。このとき、売上・仕入れ・経費を手計算・手入力でまとめるのは非効率で、ミスの温床です。
会計ソフトを使えば、
- 銀行口座・クレジットカードの明細を自動で取り込み、仕訳の下書きまで作ってくれる
- 青色申告に必要な複式簿記の帳簿が自動で整う(最大65万円控除の条件)
- 確定申告書までそのまま作成できる
副業を「事業」として伸ばすつもりなら、早い段階で入れておくほど後がラクになります。
freee と マネーフォワード、7つの違い
| 比較項目 | 開業freee/会計freee | マネーフォワード クラウド |
|---|---|---|
| 操作のわかりやすさ | ◎ 簿記知識ゼロ向け | ○ やや簿記寄り |
| 初心者のとっつきやすさ | ◎ 質問に答える形式 | ○ 慣れが必要 |
| 料金(目安) | ○ | ◎ コスパ良の声が多い |
| 銀行・カード連携の幅 | ○ | ◎ 対応サービスが豊富 |
| 開業届の作成 | ◎ 開業freeeで無料 | ◎ 開業書類に対応 |
| スマホアプリ | ◎ | ○ |
| こんな人に | とにかく迷いたくない初心者 | 複数サービスを横断管理する人 |
開業freee/会計freee|簿記がわからなくても迷わない
freee最大の強みは「簿記の知識がなくても使える」こと。会計ソフト特有の「借方・貸方」を意識しなくても、「〇〇でいくら払った」を選ぶ感覚で帳簿ができあがります。開業届も、質問に答えるだけで数分で完成。はじめての確定申告で不安が大きい人ほど、freeeの手厚さが効きます。
私自身、2022年から自分の法人の会計・人事労務・給与計算をすべてfreeeでまとめています。使ってみての実感は、とにかく管理がラクで画面が見やすいこと。勤怠まわりも優秀で、タイムレコーダーはパソコンから簡単に設置でき、スタッフは自分のスマホで出退勤の打刻ができます。勤怠の修正もほぼ1クリック。会社員が副業でひとりぶんの帳簿をつけるだけなら、この手厚さは十分すぎるほどです。「はじめは副業、いずれ人を雇う規模まで」と考えている人も、同じfreeeのまま会計から給与まで拡張できるので乗り換えがいらないのも安心材料です。正直な難点を挙げるなら、従業員が増えてくるとプラン料金が少しずつ上がってくること。ただし副業〜個人事業の規模なら、気にするほどではありません。
▶ 開業freeeで無料で開業書類を作る(公式)
※開業書類の作成は無料。会計freeeもまず無料の範囲から試せます。
マネーフォワード クラウド|連携の幅とコスパで選ぶ
マネーフォワードの強みは「連携できるサービスの幅広さ」。銀行・クレジットカード・証券・電子マネーなど、対応数が多く、複数の口座やサービスにお金が分散している人ほど自動集計の恩恵が大きいです。家計簿アプリ「マネーフォワード ME」を使っている人なら、操作感に馴染みやすいのもポイント。料金面でもコスパが良いという声が多く聞かれます。
正直にお伝えすると、私自身はマネーフォワードを本格運用した経験はありません。法人を立ち上げるときに両方を比較したうえで、最終的にfreeeを選びました。決め手は、簿記の知識がなくても画面の案内どおりに進めれば、会計から人事・給与まで一気通貫でまとまること。会計と勤怠・給与がバラバラにならず、ひとつで完結する使い勝手を優先しました。逆に言えば、すでに複数のサービスを自分で使い分けるのが得意な人や、連携できるサービスの幅・コスパを重視する人には、マネーフォワードのほうが合うと思います。
▶ マネーフォワード クラウド確定申告を無料で試す(公式)
※まずは無料プランから。確定申告シーズンだけ有料化する使い方も可能です。
副業会社員のための選び方フローチャート
- 簿記がまったくわからない/確定申告が初めて → 開業freee
- とにかく画面で迷いたくない、手厚く案内してほしい → 開業freee
- すでに複数の銀行・カード・証券を使い分けている → マネーフォワード
- 家計簿アプリでマネーフォワードMEを使っている → マネーフォワード
- どちらか迷う → まず両方の無料範囲を触って、画面がしっくりくるほうで決める
会計ソフトは一度使い始めると乗り換えの手間が大きいので、最初に自分に合うほうを選ぶのが結果的に一番の時短です。
開業届も出すなら(青色申告で節税)
副業の利益が20万円を超え始めたら、開業届+青色申告承認申請書もセットで検討するタイミングです。青色申告なら最大65万円の控除が受けられます。開業届の出し方は開業freeeの評判と使い方で詳しく解説しています。
よくある質問
Q. freeeとマネーフォワード、後から乗り換えられる?
A. 乗り換え自体は可能ですが、過去データの移行や操作の再学習に手間がかかります。最初に自分に合うほうを選ぶのがおすすめです。
Q. 無料のままでも使える?
A. 開業書類の作成は無料で完結します。確定申告書の作成や本格的な記帳は有料プランが基本ですが、まず無料の範囲で操作感を試せます。
Q. 副業でも青色申告できる?
A. 事業所得として認められれば可能です。規模・継続性が判断基準になります(最終判断は税務署・税理士へ)。
Q. スマホだけで完結する?
A. どちらもスマホアプリがあります。より「スマホで完結」に強いのはfreeeです。
まとめ
- 迷ったら、初心者向けの開業freee(簿記知識ゼロでも書類・帳簿が完成)
- 複数サービスを横断管理する人はマネーフォワード(連携の幅とコスパ)
- どちらも無料から試せるので、画面がしっくりくるほうで決めるのが失敗しないコツ
副業を「事業」に育てるなら、会計の仕組みは早く整えるほど後がラクになります。まずは無料で触ってみて、確定申告の不安をひとつ減らしておきましょう。
▶ 迷ったらまずは初心者向けの開業freeeを無料で試す
※開設・書類作成は無料。まず“帳簿の置き場所”を用意しておきましょう。

コメント